ESPACIO 2016 Vol. 2
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これからのアプリケーションスペース特定のお客様へ依存した営業実態からの脱却特定のお客様へ依存した営業実態からの脱却特定のお客様へ依存した営業実態からの脱却特定のお客様へ依存した営業実態からの脱却特定のお客様へ依存した営業実態からの脱却 当社は、創業時より外資系生損保会社のシステム開発作業を主体に営業して参りましたが(創業2年目くらいで損保会社の日本撤退に伴って、生保1社の売上比率が増大)、時代とともにお客様の目指す開発方針、開発体制が変わり、当社の立ち位置も変えざるを得なくなってまいりました。新たな収益構造の模索の中で、①特定のお客様に依存しない営業基盤の構築、②当社独自のビジネスモデルの構築を次なる目標に据えて進みたいと考えています。 道のりは決して平坦ではありませんが、当社が生き残っていくためにはどうしてもクリアしなければならない目標と考えて邁進していきたいと思っています。▶特定のお客様に依存しない営業基盤の構築 現状の一社寡占状態の売上比率を分散させる必要がありますが、現状の売上を落とすのではなく、他のお客様との取引を拡大する(取引先数、売上ともに)施策で積極的な営業展開を図るべきと考えています。▶当社独自のビジネスモデルの構築 当社独自のビジネスモデルとして、IT型のビジネスモデルではなく自らユーザー業務への参入を視野に入れた当社独自のビジネスの展開を図って行きたいと考えています。▶開発業務以外のIT分野へのシフト 現状のIT業態は、インターネットとの接続を前提とする業務分野、携帯電話を媒体とする業務分野(ゲーム含む)、業務アプリケーション分野(Web、メインフレーム)等いろいろな形態がありますが、これらIT業態でも開発以外の作業や管理業務が発生しており、且つこれらを効率的に保守・運用する様々なツールやソリューションが発売されています。しかしながら、IT企業の関心はともすれば開発業務での運営を意識しがちですが、これからのITはこれらツールの導入や保守・運用が非常に重要な業務になると思っており、当社は従前より進めてきた、他社製品の販売支援業務(製品ノウハウを吸収して、製品の普及とともに当社の支援業務を拡大させる)や外国企業の日本市場への参入に際してのジョイント事業の展開などにより、単なる開発に依存しない業務分野への参入も視野に入れていきたいと考えております。03

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