ESPACIO 2016 Vol. 2
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ASPA CHALLENGEアプリケーションスペースがこれまで独自にチャレンジしてきたことをご紹介します。 2007年より始まった訓練で、災害時などにどうしても家に帰らなければならないケースを想定したものです。隔年程度で実施しています。本来は、地震が発生してもすぐに外には出てはならず、社内にて避難するのが当社のルールなのですが、そうはいっても、家庭の事情等により、交通機関がマヒしたとしても、自宅へ戻らなければならない時があるかもしれません。では、電車やバス、タクシーまでもが使えない時、どうやって家まで帰れば良いのでしょうか?いざという時にスムーズに自宅に帰れるようにと始めたのが、この帰宅訓練です。 帰路における、水飲み場の確保、公衆電話の場所、避難できる公園などを確認しながら徒歩で帰宅します。訓練は、会社から自宅方面へ7km(徒歩で2時間程度)と設定しています。1回で終わらない場合は、次の訓練時に、前回のゴール地点からまた7km歩いてもらうことになっています。客先常駐者も多いので、客先から歩いてもらうこともよくあります。 3.11の震災時は、皆社内に残っていた人が多かったのですが、この訓練のおかげで歩いて帰った人もいたようです。 2005年にISO27001(ISMS)の認証取得をしてから、セキュリティには力を入れてまいりましたが、2010年の本社移転を機に、さらなるセキュリティ強化を図ってまいりました。 個人デスクを取りやめ、オープンオフィスとして運用するため、個人の引き出しは全てロッカーという形に変更し、ITセキュリティ化を進めることで、オフィス環境が向上しました。 これまで多くのお取引先や協力会社の方々に、オフィスをご覧いただきましたが、大変うれしいお言葉をいただいております。物理的なところだけではなく、社員一人一人のセキュリティ意識も高めながら今後も精進してまいります! かねてよりお付き合いのあった、イスラエルのIT会社、MOST⦆Technologies社とのMOU(Memorandum Of Understanding:協業合意書)を締結しました。外資系生命保険会社での案件をきっかけに、MOST社とはこれまで様々なプロジェクトを共に進めてまいりました。今後、MOST社における日本でのビジネス展開に、私たちも深く協力していきたいと考えております。災害対応帰宅訓練セキュリティ強化MOST社との提携09

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